“プラセンタ”を上手に使ってすこやか生活を (2007年10月)

最近、健康食品や化粧品でよく耳にする“プラセンタ”って、ご存知ですか?
プラセンタとは英語で胎盤のこと。赤ちゃんと母親をつなぐ「胎盤」から抽出した物で、赤ちゃんが子宮の中で爆発的な細胞分裂を起こすうえで、非常に重要な2つの役割を担っています。
まず一つは、母体から栄養や酸素などを取り出して赤ちゃんに送ること。そしてもう一つは、赤ちゃんの細胞分裂が高速かつ正確に行われるための秘密兵器である「成長因子」成分を生成して赤ちゃんに送ることです。
プラセンタの原料はメーカーによって、ヒト由来や豚由来などがありますが、昨今は技術が進み、有効成分を安全に抽出することが可能となりました。
活性化酸素を抑制し細胞の新陳代謝を高めるとともに、皮膚の血行を改善し老廃物の除去をスムーズにする働きから、特に美容分野での利用により注目されたプラセンタですが、医療の現場では、十二指腸潰瘍、肝機能障害、膠原病、自律神経失調症、アトピー・喘息・リウマチなどのアレルギー疾患、更年期障害、免疫強化作用など、アンチエイジング以外にも幅広く効果がある事が証明されています。
中国では紀元前から秘薬として重宝し、秦の始皇帝も珍重したといわれ、胎盤から作った「紫河車」という漢方薬は今でも用いられています。また西洋では、紀元前「医学の父」 と呼ばれたヒポクラテスがプラセンタを治療に、そしてクレオパトラなど歴代の美女がプラセンタを美容に使っていたようです。
早い話、プラセンタは大昔から様々な用途に用いられていたわけです。
身近な健康素材となってきたプラセンタを上手に取り入れて、美容と健康にお役立てください。
(文・山本水絵)
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