夏に体を冷やした人が、冬風邪を引く (2007年8月)

ジリジリとした日差しの屋外から冷房の効いた建物に入った時の、気持ち良さといったらありません。しかし「アー 生き返った!」と思うのも束の間、5分もしないうちに、こんどは肌寒くなってきます。
冷房は有難いものの、自分好みの温度にコントロールできない場所がほとんどです。「体が冷えてきたなー」と感じた時には、すでに血管が収縮し血行やリンパの流れは悪くなっています。
すべての栄養は血液により全身に運ばれます。脳に酸素を供給するのも体温を維持するのも血液です。健康維持に一番大事なのは血流なのに、それが悪くなっても我慢するしかないというのでは、健康は維持できません。
そこで、冷房にお世話になりながら夏を乗り切るためのポイントをいくつかあげてみました。
@スカーフやストール、靴下などを常備して寒さを我慢しない。
A同じ姿勢で長時間いることを避け、ストレッチや体操など自分で体を温める。
Bシャワーだけでなくできるだけ湯船に入って、日に一回は体を芯から温める。
C栄養バランスの良い、温かい食事を心がける。
D血流を促すサプリメントを摂取する。
漢方では、“夏に体を冷やした人が冬に風邪を引く”、とも言います。環境を変えることはできなくても、自分の生活習慣を変えることはできるはず。まずは手近なことからはじめてみましょう。
(文・山本水絵)
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