風邪予防にも風邪撃退にもビタミンC (2006年11月)

「ハックショーン!」。くしゃみは鼻の粘膜についたウィルスを体外に排泄
しようとして起こる呼吸器の反射反応です。
一回のくしゃみで10万個もの飛沫が口から飛び散るそうですが、その一部は
30分も空中に浮遊しているため、吸い込んだ人は容易にウィルスに感染して
しまいます。
しかし、ウィルスに感染してもそのまま発症するというわけではなく、体は
病原体の侵入を防ぐために必死で戦うようにできています。
第一段階では粘膜がブロックすることでウィルスの繁殖と侵入を防ごうとし、
それでも体内に侵入してきたウィルスには、マクロファージやリンパ球などの
白血球チームが立ち向かい強力に攻撃して排除します。その攻撃力を高い状態
で維持することを一般的に免疫力の強化と言うわけです。
免疫力の強化には、睡眠と血流の促進、そして食事が大切ですが、冬場は
ビタミンCが不足しないように気を配りたいものです。ビタミンCはウィルスや
細菌への抵抗力を高める予防効果だけでなく、体内に侵入したウィルスを攻撃
したり白血球の働きを強化したり、荒らされた細胞の再生にも必要な栄養素で、
一般的に風邪の時には通常の5〜10倍必要と言われています。
みかんやレモンにはたくさん含まれていますが、冬場の免疫力を高めるために
は食品だけでは不足しがちです。安心できるサプリメントを見つけ、身近におく
ようにしたいものです。
(文・山本水絵)
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