ニオイを気遣うことが健康への近道 (2006年6月)

ジメジメ、ムシムシ。梅雨の季節がやってきました。この時期気にかかるのは
満員電車やエレベーターの中のニオイ。それも、口臭や体臭、足の臭いや加齢
臭などが漂ってくるのは嫌ですね。とは言うものの、毎朝シャワーを浴びてい
ても、汗ばんだときに体が発するニオイは、本人は気付かないことが多いもの。
あなたは大丈夫ですか?
体の臭いは窒素系アンモニアがほとんどで、その原因は、汗腺表面の分泌物が
雑菌により分解されたり、口腔内の疾病や雑菌の繁殖、または、大腸で悪玉菌
が腐敗産物を生成し、それが血液中に吸収され呼気や汗腺から発散することに
よるものなどです。
対策としては良い香りで悪臭をマスキングしたり、ニオイの分子を酸化分解し
たり何かに吸着させる消臭法など。ただしこれらはあくまで対処療法で、一番
大事なのはにおいを元から断つことです。
毎朝のシャワーはもちろんのこと、食後は歯磨きを念入りにして、汗をかいた
らすぐにデオドラントティッシュでふき取る習慣は必須です。何より肝心なの
は、腸内の善玉菌を増やして健全な状態に保ち、腸管内から血液に吸収される
老廃物を抑制すること。最後の一押しとしては、消臭力のある食品を摂取する
ことでしょう。ニオイを消す物質としては、緑茶カテキンやマッシュルームか
ら抽出したシャンピニオンエキスなどが挙げられます。これら科学的裏づけの
ある消臭成分をうまく使いながら、腸内の調子を整えることが大事なんですね。
体が健康であれば本来ニオイは出てこないもの。消臭はエチケットというだけ
でなくニオイを気遣うことは健康への近道とも言えるのです。
(文・山本水絵)
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