森林療法と食物繊維で五月病にバイバイ (2006年5月)

ゴールデンウィークを迎え、心身共にリラックスできる季節。とはいうものの、
五月病という症状に陥ってしまうのもこのころです。
五月病は医学用語ではありませんが、登校拒否や出社拒否の症状の俗名です。
誰でも経験のあることだと思いますが、自分を励ましながらどうにか乗り切って
いくしかありません。ひどい場合は病院に行ったほうが安心ではありますが、
その前に、ちょっとだけ生活習慣を変えてみてはいかがでしょう。
まずは物理的に身体の滞りを取り除き、体内の循環を促してください。
悶々としていると胃や肝臓は熱を持ち、体内は乾燥し循環が衰えます。
これを解消するために食物繊維と水分をたっぷり摂って排便利尿を促すことが大切。
身体の滞りをなくし循環を高める、これは漢方で陰鬱を治療する時の鉄則なのです。
また、新緑の中を散歩する森林療法も手軽で効果的です。フィトンチッドといわれる
「揮発性芳香物質」の働きによりストレスに関係するホルモンや交感神経が調整
されリンパ球が活性化されることがわかっています。
ドイツでは森林療法施設に国の健康保険が適用されるほど効果が確認されている
のです。
「心」は全身が複合的に関係しています。精神力が弱っていると感じたときは
自然の「気」を体で受け取り循環させて滞りを解消する。簡単なことからなさって
みてはいかがでしょうか。
(文・山本水絵)
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